2014年8月8日金曜日

地層を科学する 第2話


瑞浪超深地層研究所のスライドより

なぜ地層処分をしないといけないのでしょうか?処分対象である高レベル放射性廃棄物とはいったいどんな物なのか調べました。


高レベル放射性廃棄物は人類の発生させたゴミのうちでも最悪のものです。その扱いは非常に難しいため「捨てられないゴミ」人類の「負の遺産」とも呼ばれています。
原子力で発電するときにおこるウランの核分裂では、ウランの原子核が割れ、違う種類の放射性物質になります。これが高レベル放射性廃棄物、すなわち死の灰です。
核燃料にはもともとウランしか含まれていませんが、原子力発電所で使い終わった使用済み燃料の中には、燃え残りのウランと一緒に高レベル放射性廃棄物がふくまれています。
原子力発電所は高レベル放射性廃棄物の製造装置とも言えるのです。

※100,000年後の安全より

世界中にある高レベルの放射性廃棄物は、少なくとも25万トンに上る。

放射能レベルが生物に無害になるまでには、最低10万年を要する。

高レベル放射性廃棄物の特徴的な問題

・非常に強い放射線を出し続ける為、近づけば数十秒で死にいたります。これが取り扱いを非常に困難にしており、処分のための作業さえ簡単にできず、最終処分のあとも長期間人が近づかないようにしなければならないです。

こんなとんでもない物を何とかしなくてはいけない。そこで考えられた方法が



・宇宙に捨てることは、ロケットの打ち上げに失敗するリスクが大きすぎる
・深海に捨てる事は、ロンドン条約で禁止
・南極の氷の下に閉じ込めることは南極条約で禁止

そこで、高レベル放射性廃棄物は地下深くに埋め捨てる「地層処分」によって、処理されることになったようです。

その地層を研究して日本で一番適した、安全に10万年以上もゴミを保管できるかどうかを、私が生まれ育った瑞浪市で研究しているわけです。

深海に捨てるのは条約で禁止、南極は南極条約で禁止・・・条約で禁止なら、高レベル放射性廃棄物というとんでもないゴミも出さないと言う条約を作ってもいいようなものだと思うのですが・・・。

日本は、保管するに値する地層なんでしょうか?









0 件のコメント:

コメントを投稿